■個別問題集と総合問題集の位置づけ

簿記論の「総合問題の定義」として2つあるのを皆さんご存知ですか?(←ウソです

 ・総合問題は個別問題の集合体
 ・個別問題の集合体が総合問題

どちらも言ってることは当たり前で同じことなんですが、僕が言いたいのは「総合と個別の問題集のどちらに重きを置くか」です。前者であれば総合問題集中心、後者であれば個別問題集中心に回していくことになります。

まー理想を言えばどちらの問題集もバランスよく回してください。ただ社会人の方などは時間的制約もありますのでメインとなる問題集は決めておくのも1つの手だと思います。

ちなみに、僕は断然総合問題集ばかりやってました。なぜなら総合問題が解ければ個別問題も解けます。でも個別問題が解けても総合問題は解けないからです。
(総合慣れすることが出来ない)

それは簿記論の総合問題では1つの個別問題がいくつもの資料に分散していることが多いためです。例えば、固定資産と固定資産の除却の資料は同じ行・同じページに記載されているでしょうか?違いますよね。ほぼ別のページに資料が飛んでいます。ときにはP/Lの解答用紙に除却損の計上(解答用紙に除却損の金額がすでに印字されている)があり、これを踏まえて固定資産の簿価を導き出すみたいな問題もあります。

やはり本試験では必ず総合問題形式で出題されますので(第2問は別ですが…)総合問題慣れするためにもメインは総合問題集を推薦します。…で個別問題集は総合問題で間違った場合の補助的位置づけでいいのではと思います。

※注 「総合問題集だけやりなさい」と言っているのではありません。時間があるのであれば

    どちらとも何回も回してください。それが合格への一番の近道です。
あくまで「位置づけ」
    として捉えてください。



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